社会人が舞台役者になるには
社会人が舞台役者になるには
いったん会社に就職したけれども、学生の頃からの夢が忘れられないと言う人も少なくありません。たまたま観劇に行った舞台で同じような歳の人が演じているのを見て、自分もと奮起してしまうこともあるでしょう。では社会人が舞台役者になるにはどのような方法が考えられるでしょうか。まずは全く不可能ではないと言うことを覚えておきましょう。連ドラに出ているような俳優や映画に出演するような男優でも、サラリーマンから芸能界に入って成功しています。
舞台役者になるには、劇団に接点を持つ必要があります。フリーでオーディションを受け続けることも可能ですが、確率が悪すぎることが問題になります。基本できな部分ができていないとなかなか見出されることはないので、まずは教わるところから始めます。自分の持っている考え方にあった演劇をしている劇団に入ってみることからはじめましょう。最初からうまくいくとは限らないので、いくつかの劇団を体験してみるのも有効です。
社会人になって仕事を辞めずに目指す
舞台役者になるには人それぞれにスタイルがあり、アプローチの仕方も多様です。首尾よくオーディションに合格して劇団や事務所に入ることが出来た人も居るでしょう。一方で社会人になっても舞台に立てず、仕事を辞めずに役者を目指している人も居るかもしれません。二足の草鞋を履くのは難しいことですが、必ずしもデメリットばかりではありません。
運良く若くして初舞台が踏めてもアルバイトなどで生計を立てている場合は収入が安定しませんが、企業に勤めている場合は安定しているのでじっくり活動に臨めます。また、社会人として職場で得た経験は、後に舞台役者として活動する際に役立つこともあるでしょう。しかし、舞台と仕事を両立させることが難しいのは事実で、遠征を伴う劇団の活動には参加出来ずにチャンスを逃したり仕事を早めに終わらせるように努力をしたりと大変です。舞台役者になるには、いずれどちらの道に進むか選択しなければならないときが来るので、自分にとってベストな決断が出来るように常に覚悟をして取り組むことが重要です。